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白鳥大橋

構想から40年、昭和60年(1985年)の着工から足掛け14年、室蘭港をまたぐ白鳥大橋が開通しました。

長さ1380mのつり橋、白鳥大橋には、先端土木技術の粋が集められています。

当初は、斜張橋方式が想定されていましたが、主塔の基礎工事が深くなるため、主塔間の距離が長くとれるつり橋に変更されました。

祝津側と陣屋側に高さ140mと136mの主塔がそびえ、両岸に設置したケーブル定着台座の間を主ケーブルで結んでいますが、この主塔間の距離(中央径間)は720mで、明石海峡(1990m)や南備讃瀬戸大橋(1100m)などの本四架橋に次ぐ規模で、東日本では最大のつり橋です。

主ケーブルの直径は5.2mmのピアノ線を127本束ね、更にその束を52本集めたものです。

ワイヤを風雪の腐食から防ぐため、世界初の防食システム「S字ワイヤラッピング工法」が取り入れられました。

桁は鋼製で幅18m、最大高さ2.5mの箱型。この形の桁を使用したつり橋としては、国内最大級といわれています。